ブログ | 神戸市須磨区の設計事務所 すまけん

一年ほど前に設計させてもらった神戸市西区の児童館の外壁工事が完了します。

見た目もきれいになり、すっきりした印象を受けました。
専門的な話になりますが、児童館とは児童厚生施設の一つで、児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、又は情操を豊かにすることを目的とする児童福祉施設です。
福祉施設（厚生労働省管轄）なので学校（文部科学省管轄）と違い学びの場ではないのが特徴です。
とは言っても、最近では幼保一体化に見られるように、福祉施設と文教施設の融合が進んできています。
児童館と言っても大型のものから小型のものまで色々ありますが、今回の施設は小学校の校区に１箇所程度設けられている一般的な大きさ（小さい方に入るのですが小型とは言わないんです）の児童館です。

今回の工事では外壁の塗装や防水を新しくすることが目的のため、見た目や機能が変わる事はありません。

しかし、建物を維持管理し、長持ちさせるためには必要不可欠な工事です。

ここで過ごす児童やご両親そして、働いている職員にとって、これからも、地域の人々に慕われる場所であってほしいです。