自分の建物を建てることなんて、一生のうち何回も経験することではありません。もちろん一回も経験しない人もいると思いますし、また幸福にも何度か経験される幸せな方もおられると思います。
建物を建てると言うことは大きなお金を動かすことにもなります。その後の人生を変えるほど大きな出来事です。そのようなときにいっしょに仕事をさせていただけると言うことは大変名誉なことでありますし、とてもやりがいを感じる仕事です。失敗は決して許されないというプレッシャーと戦わなければなりません。
建築設計という仕事の内容については、非常にわかりにくく、理解できている方はほとんどおられませんし、建設会社(工務店やゼネコン)との違いも社会に浸透していないと思います。(私たちの努力不足もありますが、、)
私たちはクライアントの要望を図面にすることはもちろんのことですが、ご本人が気付いていない要望や将来の夢を汲み上げて図面に起こしたいと思っています。その為にはコミュニケーションが重要になります。私たちはエスパーではないので相手が何を考えているのか本心はどこにあるのかを理解するため、何回も打合せを行い図面を作成します。
建物の設計を通じてどれくらいコミュニケーションがとれ、どれくらい理解し、どれくらい信頼できるか、ということが満足度に大きく関わっていると考えています。
このようにして作成した図面を元に、工務店やゼネコンに工事を発注します。図面は、工事をしてくれる方々に建物を建てるための情報を伝える一つの手段です。図面だけでは伝えられない物も多くあります。建物に対するクライアントの思いや夢といった、形では表せないような物もあります。良い物をつくるためには、一心同体となり一つの目標に取り組まなければ成りません。工事をしてくれる方々も人間です。クライアントの熱意によって、良い物を建てないといけない、と考えていただけます。そのようにして建物が建っていきます。
建物が建って終わりではありません。まだ生まれたばかりです。これからどのように育ち、どのようになっていくのか、共に生きていかなければなりません。子供を愛するように。共に歩んでいきたいと考えています。
建築設計監理業務、不動産コンサルタント業務、福祉コンサルタント業務
これら3つの分野にまたがるような、またどこにも属さないような周辺分野において、専門的な技術や知識を活かし皆様のお役に立ちたいと思います。
空家や空地等の使われていない資産の有効活用を提案します。
空き家などの不動産管理やハウスクリーニングもしています。
建て替えが出来ないなど、条件が悪くなかなか売れない土地をお持ちの方はぜひご相談ください。